WF01TR

今日の理想を、未来の普通に。

WF01TR コンセプト

大歓声の上がるスタジアムで、誰よりも速くゴールラインを駆け抜ける。

RDS「WF01TR」は単なる競技機材に留まらず、
競技力の向上をトータルサポートするパッケージとしてご提案します。

アスリートの競技機材として、
人間の力を可能な限り効率よく速度に変換できること。
陸上トラックで行われる短距離競技に焦点を絞り、
スタートラインを超えた瞬間から、
トップスピードまでスムーズに加速、
高い速度を維持して誰よりも前でゴールに飛び込む。
陸上競技におけるレーサーは選手の手足です。

選手の集中を乱すことなく、黙々と期待通りに動くこと。
ごく基本的な性能を高い次元で実現しなければ
トラック競技で実力を発揮出来ません。
コースアウトを気にせず、
全力で駆け抜けられるコーナリング性能を求めました。

選手が持てる力を最大値はどこにあるのか?
加速力、到達する最高速度は選手のシートポジション、
漕ぎの姿勢に大きく影響を受けます。
既存のシートポジションを見直すことから始め、
走行フォームの検討も含めた決定プロセスを行います。

ひとりひとり特徴あるパラアスリートを、
同じ陸上トラックの中で最速を目指す。
それぞれの戦い方にも寄り添って身体の一部になるために。
どこを支え、余計な力をどこから逃がすかは重要な要素です。

WF01TRとは

陸上トラック競技で求められるごく短時間での加速力。

車体各部の無駄な変形による駆動ロスを抑える
高剛性フルカーボンモノコックフレームを採用しました。
フェンダー、アクスルシャフトにかかる応力をシート座面へも分散し、
軽さと強さを両立します。
カーボン長繊維で強化された樹脂製トラックバーは
全力走行中の打撃にも似た操作力を適度に減衰するほか、
ひと漕ぎごとに発生する選手の強力な加速力を受けても
進路の乱れを低減するフロントフォーク構造を採用。
競技中にコースアウトの心配をする必要はありません。

RDSが独自に開発したシートポジションシミュレータ「SS01」を用い、
前後座高、シート幅、前出し、
キャンバ角、重心移動など様々なデータを可視化。
アスリートの求める理想像と現状を定量的に比較し、
最終的な競技成績の向上を目的としたシートポジション設定を行います。
選手身体の3Dスキャンを行って、
レーサー側の身体接触形状を検討します。

身体のホールド性を高めることで
コーナリング中に遠心力を受けても漕ぎの乱れを抑えることに貢献。
腹筋・背筋に障害のある選手でも上半身の乱れを抑え、
最高の加速を途切れさせません。

WF01TRの主な特徴

大歓声の上がるスタジアムで、誰よりも速くゴールラインを駆け抜ける。RDS「WF01TR」はギアに留まらず、競技力の向上をトータルサポートするパッケージとしてご提案します。

WF01TR MOVIE

PROJECT TEAM

1963年、三重県生まれ。車椅子陸上アスリート。従業員200名を超える人材派遣会社を経営していたが、1998年に多発性硬化症を発症し車椅子生活となり退社。その翌年、車椅子陸上競技を開始し、数々の記録を樹立。2005年に障がい者で唯一、ギリシャのマラソン博物館殿堂入りを果たした。2008年の北京では400m、800mともに世界記録で金メダルを獲得、2012年ロンドンでは200m、400m、800mで銀メダルを獲得

RDSは、2019年度よりF1チームAlfa Tauri Honda(旧チーム名 Toro Rosso Honda)のスポンサーを務め、モータースポーツを始め、医療・福祉、最先端ロボットの開発など、多数の製品開発に携わり『アイデア力』『デザイン力』『技術力』を強みに、自社ファクトリーから新しいモノ作りのカタチを世界に発信する研究開発型の企業です。グッドデザイン金賞を受賞した世界最軽量の『ドライカーボン松葉杖』や、車いすの概念を変える未来型車モビリティー『WF-01』などプロダクト開発を行うとともに、ソチ、平昌では、パラアスリートへ技術開発提供を行い、チェアスキーで金メダルを含む、7個のメダル獲得に貢献。スポーツx 医療福祉 x テクノロジーを掛け合わせたmedia【HERO X】を運営。

WF01TR

価格:250万円(税抜)

個々の体に合わせて制作を行いますので納期に関してはお時間を頂戴します。詳細な納期についてはお問い合わせ下さい。

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